iPhone15シリーズがUSB Type-Cケーブルに対応し、スマホはほとんどがUSB Type-Cに切り替わっています。また、ノートPCもMacbookやDell、Lenovo、富士通など、専用充電アダプターではなく、USB Type-Cケーブルでの充電に対応するモデルが増えてきています。
スマホもノートPCもUSB Type-C充電に対応しているんだけど、充電時間が公式サイトに書いてあるスペックより長くかかっている気がする・・・。なんでだろう?
スマホやノートPCでスペック通りの充電速度を発揮するためには、それに対応する充電器を使う必要があるって知ってる?
え?何それ?100円ショップのじゃダメなの?
100円ショップで売っているものの中にも、数百円でわりと速度が出るものが販売されているけれど、メーカー保証があるメーカーのものがオススメだよ。
この記事では、スマホやノートPCを充電するために必要なことから、オススメなAC充電器やUSBケーブルの紹介まで、快適な充電ライフを過ごせるような内容をご紹介していきます。
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スマホやノートPCの充電時間に対する悩み
近年、サステナビリティの観点で、スマホを買ってもAC充電器やUSBケーブルが付属していないケースが増えてきているため、ダイソーやキャンドゥ、セリアなどの100円ショップで販売されているAC充電器やUSBケーブルを使用している人も多いのではないでしょうか。
でも、100円ショップのものは一般的に低価格の商品が多い一方で、高パフォーマンスな充電速度が発揮できないものが多いことを知らない人が多いようです。確かに100円ショップの充電器の中にも「PD(パワーデリバリー|急速充電)」対応のものもあります。
スマホやノートPCに必要な充電スピードって?
一般的には15W以上の充電規格を「急速充電」、メーカーによっては25W以上の規格を「超急速充電」と定義しています。100円ショップの充電器だけでなく、家電量販店で販売しているものの中にも20W以下のものが多かったりします。
近年発売されているスマホは、iPhone15シリーズで最大27W、Galaxy S23が25W、Galaxy S23 Ultraが45W、中華系メーカーには100W充電対応のモデルも販売されています。つまり、20W以下の充電器ではスマホのスペック以下のパフォーマンスしか引き出せないということです。
ノートPCの場合は、例えばMacbookの13インチは61W以上、14&15インチは67~96W以上、16インチは140W以上の出力への対応が必要です。つまり、スマホとノートPCどちらも2 in 1に対応したものを揃える必要があります。
ちなみに、高パフォーマンスな充電を実現するには、コンセントにさすAC充電器だけではなく、AC充電器とデバイスを繋ぐケーブルにも対応ワット数があるのでお忘れなく。まずはご自身がお使いのデバイスが何ワットの充電に対応しているのか、調べてみてください。
オススメのAC充電器とUSBケーブルメーカー
ここでは、充電器のメーカーとして、各種YouTuberなどにも愛用者が多いものを3社に絞ってご紹介します。
1. Anker(アンカー)
Ankerは、中国深圳に本社を置く、モバイルバッテリーやAC充電器などのスマートフォン、タブレット関連製品の開発・販売を行うメーカーです。Ankerの製品は、「高出力・高速充電」や「耐久性や安全機能」(過充電、過熱、過電流、ケーブルの折り曲げなど)を備えているのが特徴です。
AnkerのオススメなAC充電器
①Anker Nano II 65W USB PD充電器 USB-C(AC充電器)
USB Type-Cポートが1つしかないライトモデルのAC充電器が「Nano II」です。独自技術「Anker GaN II」を採用し、126gの軽量ボディに65Wの急速充電に対応するので、13インチクラスのノートPCもスピード充電できます。
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②Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
先ほどの「Nano II 」をUSB Type-Cポートを1つ→2つにし、USB Type-Aポートを1つの計3ポートを搭載して132gという軽量ボディを実現したモデルです。3ポート合計で最大65Wの充電に対応しているので、例えばiPhone15 Pro(27W)なら2台同時にスピード充電できます。
③Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)
最大65W対応の「Anker 735」よりパワフルな最大120W対応のモデル(約187g)。USB Type-Cの充電に対応するノートPCは網羅できます。65WのノートPCと45WのGalaxy S23 Ultraもフルスピードで充電できます。
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外出時も安心!AnkerのAC充電兼用モバイルバッテリー
④Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) (10000mAh 30W出力モバイルバッテリー搭載 65W出力USB充電器)
AC充電器でもありながら、コンセントから外せば10,000mAhのモバイルバッテリーとしても使えるハイブリッドモデルです。重量が約320gあるので、AC充電器とモバイルバッテリーを1台で済ませたい!という方向けの商品かも知れません。
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AnkerのオススメUSBケーブル
⑤ Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル(100W)
せっかく急速充電できるAC充電器を持っていても、デバイスとつなぐケーブルが急速充電に対応していないと、デバイスが急速充電できないので、ケーブルもセットで揃えるのがオススメです。このシリコンケーブルは100W対応で、絡みづらい&断線しづらい柔軟性と耐久性に定評がある商品です。1.8mと0.9mのモデルがあリます。
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⑥Anker 765 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル (140W)
Anker 737 Charger(GaNPrime 120W)を使って、ノートPCを充電する場合は、⑤の100Wモデルでは不足するかも知れません。その場合は、こちらのケーブルがオススメです。USB Power Delivery 3.1にも対応し、データ転送速度も480Mbpsと高速です。
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2. CIO(シーアイオー)
Ankerと並び、追い越せと勢いがあるのが大阪を拠点に、Amazonや楽天市場といったECサイトや家電量販店、ホームセンターなどでもよく見かけるようになった充電機器メーカーがCIOです。
日本企業であることやユーザーの声を取り入れた商品開発や、”多機能と最新テクノロジー”を組み合わせた新商品に共感するファンが増えているのも特徴的なメーカーです。クラウドファンディングのMakuakeでの新商品発表もしばしば行っており、サーバーをダウンさせることも(管理人もサーバーダウンで超超早割の機会を逃したことがあります)。アフターサービスにも定評があるので、万が一、商品に不具合があっても素早く対応してくれるので安心です。
CIOのオススメなAC充電器
CIOのAC充電器は、スマホやタブレット、ノートPCなどのデバイスを素早く充電すること、利便性をよく考えられた設計がなされています。CIO独自技術であるNova Intelligence(ノバインテリジェンス。電力を最適に自動振り分けする機能)を搭載していて、小型で急速充電に対応しています。
⑦CIO NovaPort DUO 65W PD 充電器 GaN(2ポート USB-C×2)
USB Type-Cを2ポート搭載し、最大65Wの急速充電に対応しながらも、先に紹介したAnkerの商品よりも30g以上軽量な約96gのボディが特徴です。
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⑧CIO NovaPort TRIO 65W GaN充電器(3ポート USB-C×2 + USB-A)
先ほどの「NovaPort DUO」にUSB Type-Aのポートを加えたのが「NovaPort TRIO」です。「NovaPort TRIO」もDUO同様に約95gという軽さ!
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もしUSB Type-Aはもう使わない!USB Type-Cのポートが3つが良い!という方には「CIO NovaPort TRIO 65W3C PD充電器」(Amazonで定価 6,688円)という選択肢もあります。
【使い分け】NovaPort DUOとNovaPort TRIOを持っていますが、Duoは家や会社のデスクで常設し、TRIOはもしもの時のために出社用カバンの中に常備しています。
⑨CIO NovaPort TRIO 140W3C
「世界最小級」をうたう約260gのノートPC向け大型のAC充電器です。USB Type-Cが3ポートあり、かつ前述の商品にはない”Nova Safety”という商品内の温度を監視し、発熱をコントロールする機能を搭載しています。13インチのMacbookなら2台同時に急速充電することができるので、Macbookの純正充電器より使い勝手が良いです。
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2. CIOのオススメUSBケーブル
CIOのUSBケーブルは、急速充電、高速データ転送、耐久性に優れた製品として知名度を上げています。
⑩CIO 柔らかいシリコンケーブル C to C 100W
しなやかで肌触りも良く、折り曲げに強く耐久性にも優れたシリコンケーブルです。0.15m/0.5m/1m/2m、さらにストレートタイプ/L字タイプの計8種類の形状がラインナップされており、さらにカラーバリエーションもブラック/パープル/ピンク/ホワイトと選択肢が多いのも魅力の一つ。100Wの急速充電にも対応しています。
※C to Cとは別に、C to Lightning、C to Aもあります
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⑪CIO シリコンケーブル Type-C ケーブル 240W
100Wモデル同様の耐久性を持ちながら、100Wモデルより太く、2倍以上の240Wに対応するシリコンケーブルです。データ転送速度も最大20Gbpsで、4K/60Hzの映像出力にも対応するパワフルさも特徴的。
スマホからノートPCに動画を移す時にこのケーブルが大活躍します。例えば、18GBの動画ファイルも2分ほどでコピーできてしまいます。
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まとめ
AC充電器やUSBケーブルとして、他にも「UGREEN」や「エレコム」、「バッファロー」などもありますが、この記事では「Anker」と「CIO」の2メーカーに絞ってご紹介しました。
AC充電器が4,000円〜10,000円、USBケーブルが1,000円〜2,500円と少し高いと感じる方も多いかも知れません。ただ、「高いものは良いもの」という言葉通りの性能やメーカー保証が提供されているのが「Anker」と「CIO」のオススメポイントです。メーカー保証として「Anker」は最大30か月保証、「CIO」は公式サイトでアカウント登録&製品登録すると最大2年保証を受けることができます。
管理人も100円ショップやネットショッピングの無名メーカーの安いものを買っては2、3か月で壊れて買い替えて、を長年繰り返していましたが、“良いものを長く使う”というサステナブルなマインドに変えてくれた商品でもあるので、ぜひ一度、試してみてください。
※本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます。
※本記事に表記のAmazon定価は2024年1月1日現在のものです。